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「なんとなく好き」を大事にしよう。

 

皆さんはどうやって仕事を選ぼうとしていますか。

 

「一生の仕事だから、絶対に間違いのない選択をしなければ」「働くってどういうことだろう。単に生活費を稼ぐだけではない、自己実現のできる仕事ってなんだろう」

 

考えれば考えるほど、決断を下すことに臆病になり、「やりたいことが見つからない」という結論にたどり着くのも、無理もないことだと思います。

 

学生の皆さんと話をしていると、よく「軸」という言葉がでてきます。「私の就職活動を進める上での軸は…」と語ってくれるのは、徹底した自己分析の結果としてつかみ取ったアイデンティティだと思うのですが、これも誰しもが、整理された、説明しやすいものになっているとは限りません。

 

もう少し、肩の力を抜いて、仕事を選んでもよいと思います。私は、まだもやもやしてはっきりとはしないが「なんとなく好き」で仕事を選んでもよいと思います。 もちろん、エントリーシートの志望理由として「なんとなく好き」はNGです。

 

複数の会社に応募する皆さんは、いくつもの志望理由を書き分けると思いますので、それぞれに自分が関心をもったきっかけと絡めて、説得力のあるモノを書き上げてください。ただし、心の奥底にある理由は「なんとなく好き」でよいと思うのです。

 

逆に言うと「なんとなく好き」になれないものは、避けたほうがよいと思います。

 

「これから伸びそうだといわれているから」「親も安心して、勧めてくれるから」「大企業で、今後も安定しているといわれているから」。こんな理由で、自分以外の第三者の判断に従って、大事な自分の仕事を決めてはいけないのです。

 

「でも学生は、まだ社会のことも知らないし、多くの経験や情報を持つ“大人”の意見を参考にしたほうがよいのでは」と思う人もいるでしょう。もちろん一理ありますが、これだけ変化の早い21世紀社会で、遠い先のことまで見通せる人など誰もいません。

 

事実、私が就活をした1984年に、バブル後の金融機関の破綻や、21世紀におけるエレクトロニクス業界の大きな構造変化、クールジャパンの潮流による日本のアニメコンテンツの隆盛等を見通していた“大人”は、誰一人としていませんでしたし、いるはずもないのです。

 

では、何をよりどころに仕事を選べばよいのでしょうか。

 

それは自分の「心の声」です。いくら情報を集めても「絶対に間違いのない正しい判断」などできません。でも「なんとなく好き」なのかどうかは、分かるはずです。アップルの元CEOスティーブ・ジョブズも言っていましたが、迷ったら「心の声」に真摯に耳を傾けるのです。

 

仕事はどんな仕事でも、楽しいことばかりではありません。我々PRの仕事でも、辛いことや、大変な思いをすることも少なくありません。

 

それでもこの仕事を続けて行けるのは、やはり「なんとなく好き」だからだと思います。

 

就活で、当社についての情報、コミュニケーションビジネスやPR業界の情報を集めてゆく中で、「なんとなく好き」だなと感じた皆さん。その「心の声」を出発点に、何故あなたがPRの仕事をしてみたいのか、あなたなりのストーリーにまとめて、ぜひ我々に伝えてください。

 

人事労政部 上原大路