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DENTSU PR GALLERY

グローバルコミュニケーション部ってどんなことしているの?

当社の組織(https://dentsu-pr-recruit.jp/about/organization/)を見て、「グローバルコミュニケーション部(以下:GC部)」ってどんなことをするのだろう?と思った方もいらっしゃると思います。他の部署と何が違うの?連携の方法は?やっぱり語学力ないとだめなの…?などさまざまな疑問について、GC部に興味津々の若手社員・箕輪がGC部のメンバーに直撃してきました!

※コロナ特別勤務体制のため、テレビ会議にてインタビューを実施しました。

Profile

営業推進局 グローバルコミュニケーション部 部長

香田 有希 (こうだ ゆき)

営業推進局グローバルコミュニケーション部(以下:GC部)部長。海外在住経験あり。新卒入社後、プランニング&コンサルティング局で国内クライアント案件からスタート。5年目に初めてグローバル案件を担当。以降、徐々に国内外クライアントのグローバル案件が増えるように。育休復帰後の2015年よりGC部。文化と文化の間をPRで埋められたと感じられる瞬間が仕事の醍醐味(だいごみ)。子どもたちに気付かれないよう早朝、深夜便を使った行程を組むのも出張タスクの一つ。

営業推進局 グローバルコミュニケーション部

芳賀 輝 (はが ひかる)

営業推進局GC部所属。欧米エリアの業務を主に担当。海外在住経験あり。中途入社。前職もグローバル関係のPR業務に従事。
新卒でPR会社に入社以来、外資系クライアントばかりを担当。一つのプロジェクトで最大12カ国のPR会社と同時並行で協業したほか、外資系クライアントの日本支社長や日本代表とも直接やり取りをし、グローバル畑の修業を積む。電通PR入社後は、官公庁系のグローバル業務も経験する。

プランニング&コンサルティング局 兼 営業推進局 グローバルコミュニケーション部

原田 美希 (はらだ みき)

プランニング&コンサルティング局兼営業推進局GC部。海外留学経験はなし。学生時代は昼はカフェやVRエンターテインメント施設で接客、夜はテレビ局報道部でアルバイトを掛け持ちするなどアクティブに生活。2018年に入社後は情報流通デザイン局にて、主にメディアプロモートやSNS施策の実行に従事。2021年からは第3プランニング&コンサルティング局に異動し、官公庁や地方自治体などの施策立案などを行う。

実は、クライアントorターゲットが海外というだけで、やるべきことは変わりない

まずは、社内におけるGC部の役割や仕事内容について教えてください。

香田

実は、当社でいう「グローバルの仕事」というのは「日本だけで完結しない業務全般=どこかで“国外”が絡む業務」というだけで、PRとしての仕事の中身は日本のクライアントに対して行っていることとあまり変わらないんです。

プランニング&コンサルティング局(以下:PC局)のお仕事で、海外とのやり取りが必要な案件をサポートしたり、クライアントへの提案内容について情報流通デザイン局(以下:ID局)やコーポレートコミュニケーション戦略局(以下:CCS局)の皆さんと連携したりしながら一緒に仕事をしています。

なるほど、GC部だから特別なことをしているというよりは、あくまでクライアントや対象となる市場に海外が含まれている、ということなのですね。とはいえ、国内から国外へ、またその逆など、いろいろなパターンが想像できます。仕事の種類としてはどのようなものがあるのでしょうか?

香田

ざっくりと種類を分けるとこんな感じでしょうか(下図参照)。

香田

クライアントが国内外どこにいるか、(イベントなどのPR活動をする場合の)場所がどこになるか、パートナー(協力会社)が国内外どこにあるか、取材を誘致したいメディアがどこになるか、によって分けることができます。

これを大別すると、海外企業が日本で何かコミュニケーションをするという、いわゆる「インバウンド」と、日系企業が海外に出て何かコミュニケーションをする「アウトバウンド」になりますね。インターナショナルメディアというのは、日本でPRを実施するが、日本にいる特派員や、日本に駐在している海外系メディアの記者さんを相手にする場合を指します。

日系企業から相談が来るのはイメージがしやすいですが、海外企業からはどのようにして仕事の依頼が来るのでしょうか。

香田

インバウンドの仕事は会社にお問い合わせを頂くケース(注:ウェブサイトのお問い合わせ先)や電通のグループ会社や外部のつながりで相談を頂くケースが多いです。それからPC局に相談して、併走していくかたちになります。

海外でPRを行う場合、どのような体制になるのでしょう?支社があるのでしょうか?

香田

電通PRに海外支社はありませんが、中国には、電通と合弁で設立した電通公共関係顧問(北京)があります。

その他の地域は、2010年からフランスのPR会社MSL(2020年世界PR会社売上高ランキング6位)と業務提携を結んでいて、必要な時に協業する体制ができています。また、提携や契約はしていないものの、交流がある海外の代理店も幾つかあります。

最近は電通インターナショナルの系列でもPR会社が増えてきていて、大部分の地域はカバーできるような体制ではあるのかなと思っています。

 

常識や文化の違いに戸惑うこともあるけれど…やりがいはやっぱり“海外に行けること”!

こんなに幅広い国や地域と関わりがあるとは知りませんでした!実際に仕事をしていく中で感じた楽しさややりがいを教えていただけますか?

芳賀

やっぱり海外、しかも自分では絶対行かないようなところに行けることですね。アメリカの地方都市やドバイなど、自分の興味とは別の文化に触れられるのは貴重な経験になります。そして、海外のクライアントは、国内のクライアントと仕事の進め方が違うので、学びがあります。特に欧米クライアントは考え方が論理的で、個人的にはそういった仕事の進め方が性分に合っていたので良かったです。また、大規模なグローバル案件に関わる機会があるのは当社ならではの良いところだなとも感じます。

原田

私も海外に行けるわくわく感は大きいです。NYに行った時には、下見や情報収集を行うために観光で行かないような路地裏にあるビルを訪れたり、プロモート(※)する際に現地の通信社や、日系の新聞の海外支局などのメディアを訪問しました。現地で知り合った記者が書いた記事を今でもWEBで見かけるとうれしいし、海外でリレーションを築けることにやりがいを感じます。クライアントにとっても海外案件は非常に重要な役割を持つことが多いので、そういった規模の大きい仕事に関われることにやりがいを感じます。

※プロモート…クライアントの商材やサービスなどの情報をメディアで掲載してもらえるよう、記者と直接コンタクトしながら必要な情報を提供すること

 

 

【写真】無事にNYでの仕事を終え、チームメンバーで記念撮影!

反対に難しさを感じる瞬間はどんなときでしょうか。

芳賀

海外クライアントと社内PC局との間に立つことが多く、二つの立場の間で物事を調整する難しさはあると思います。例えば時間に対する感覚だったり、日本と海外での常識にズレがあったりすることが多々あります。

あくまでもどれが正しいということではなくて、どれに慣れているかの話なので、そこを擦り合わせていくことが苦労するところです。でもそこがプロジェクトを進めていくうちにうまくかみ合っていくようになって、最終的にすごくいいチームになって達成できたときは、やりがいを感じます。

原田

私は語学が得意というわけではないので、話すことにおいてはとても苦労しました。

プロモートは、NYに行った時はプロモートを現地のプロモーターにお願いしたのですが、もちろん自分が話さなくてはいけないところもあります。その中でクライアントに関わる専門用語や、日常ではなかなか使わないメディア関連の用語などを交えながらお話しするのは大変でした。そういった部分の心得は、GC部の皆さんに聞いてすごく助けてもらいました。

もう一点挙げると、メディアや報道に関するルールが分からないことでも苦労しました。例えば日本のメディアだと何時までに情報提供をするべき、とだいたい決まっているところが、現地だと何時までにどうやって提供するのが通例か分からないので、手探り状態で調べていましたね。そういった部分のポイントを、GC部の皆さんに聞きながらとても助けてもらいました。

“GC部にいないとできない仕事”は実はない

GC部だからこそ携われたと感じる仕事があれば教えてください。

芳賀

GC部でないと関われない仕事というのは、実はないと思っていて、私たちが関わる業務には必ずPC局の方がいて、ID局の方もいて、一緒に業務を進めていきます。

ですので、どの局にいてもグローバル案件に関わることはできると思っています。ただ、グローバル業務に関わる頻度が圧倒的に多いという点ではもちろん違いがあります。その中で一生に一度あるかどうかのような印象深い仕事もありましたし、規模が大きいからこそ勉強になることがたくさんありました。そういう意味では、“電通PRのGC部”だからこそ携われたことはたくさんあるのではないでしょうか。

原田

GC部じゃなくてもグローバル案件に関われるというのはすごく分かりますね。

GC部として仕事をする前は、すごく敷居が高くて私が関わることはないと思っていたのですが、(ID局でのプロモートの作業で)いざ海外と関わる案件が発生した時にGC部の皆さんに相談してみたらいろいろと教えてもらえて、ID局であってもこうやって連携しながら仕事ができるんだなと感じました。異動してからはこの他にも、「海外だとどんなことがはやっている?傾向は?」といった気軽なご相談もお願いさせていただくことが増え、一緒に働くという実感がより増えました。

文化・習慣のギャップに “言語以上の通訳”ができることが大切

GC部ではない私たちにもチャンスがあるということはうれしいです。では実際に海外の方と仕事をしていくときに、文化や習慣、さまざまな違いがある中で、リレーションを築いていく秘訣(ひけつ)があれば教えてください。

芳賀

一番は顔と顔を合わせることですよね。ビデオ会議だったら顔を出した方がもちろんいいし、理想を言うならやっぱり実際に会うのがいいですよね。そのときに、ビジネスの話ではない雑談をしたりすると圧倒的に親近感が湧きますし、人となりを知って一緒に仕事をする方が融通を利かせてくれることは多いなと思います。

香田

グローバルで展開しているような企業は、さまざまな背景を持ったさまざまな人が世界中で働いているので、誰にとっても明快で納得できるやり方で仕事を進めなければいけないんです。対して、日本の社会は総じて空気で合意することが多いです。

だから、そこのギャップを丁寧に、かつ論理的に埋めていく作業が必要になります。そのためには、日本の相手に対しては海外のことをしっかり説明できるプロフェッショナルとして、海外の相手に関しては日本のことをしっかり説明できるプロフェッショナルとして振る舞うことで、言語以上の通訳をする必要があると考えています。

【写真】MSL Middle Eastの方々と。今はLinkedInなどでも繋がることができるので帰国後にも交流を続けやすくなりました。

ある程度の語学力は必要だけど、新しいことにチャレンジしたいと思う好奇心の方が大事!

ここからは学生の皆さんも気になっているであろう、語学力についてお聞きしたいのですが・・・部内では何語で会話しているのでしょうか?また、語学力はどれくらい必要でしょうか?

芳賀

もっぱらスペイン語で話してますね。

・・・えっ!?!?

芳賀

冗談です、冗談(笑)。日本語ですよ。

通訳専門のメンバーも日本語が本当に堪能です。たぶん、当社内の他の部署でグローバル業務に関わるだけであれば、言語スキルは無くても、前向きな気持ちとコミュニケーションをしたいという思いがあれば成り立ちます。もちろん、できるに越したことはないですし、勉強できるならした方がいいですが、話せないからといって業務ができないというわけではないです。

むしろ、話せないことをハードルに感じずに一緒に仕事をできたらなと思います。でも、GC部としては海外の問い合わせ窓口になることもあるので、ある程度の言語スキルは必要になってきます。

 

グローバル案件に携わるのに向いている人とはどんな人でしょうか?

芳賀

うちの部の中だけで見てもさまざまな性格の人がいるので、向き不向きはないかなと思います。ただ、今後さらに幅広い国でさまざまな業務にチャレンジをしていきたいという部としての目標を考えると、新しいものを面白いと思える好奇心は必要なのかと思います。

 

香田

そういう意味では、そもそも当社に興味を持っている人はそういった好奇心を身に付けている人が多いんじゃないかと思いますね。

いつかは全社員がグローバル人材となり、GC部が不要になってほしい

部として今後目指しているビジョンはありますか?

香田

うちの会社に限らずかもしれませんが、社内にはまだドメスティックな部分もあって、だからこそ英語の得意不得意にかかわらず、本当に気軽に手を挙げてほしいと思うのだけど、一方でそのドメスティックな部分を変える努力はしなければならないと思っています。例えば、外資系のPR会社にはグローバル部なんてそもそも存在しなくて、なぜかというと誰でもグローバルに仕事できるからなんです。最終目標としては、GC部がいい意味で必要なくなるような、そういう発展的解消がいいのではないかと思っています。

それは深くてすごく大切な目標ですね・・・。では最後に、いつかそんなふうに一緒にグローバルな仕事をしてくれるであろう学生の皆さんに一言お願いします!

香田

GC部はやる気のある方なら誰に対しても門戸を目いっぱい開いているので、ぜひ来てほしいです。そして世界はもうボーダーレスなので、いろんな仕事に取り組んで、意識していなくてもいつの間にかグローバル業務をやっているような、そんな仕事の仕方ができるといいなと思っています。

なんでもやりたい、という好奇心を持って来ていただける方、待っています。

芳賀

グローバルやドメスティックにかかわらず、社会人になるということは挑戦だと思います。だからこそ、どんな業務であっても、失敗してもいいから挑戦してみようという気概で、楽しんで仕事ができる方、お待ちしています。

原田

私は英語が話せないという負い目もありましたが、会社の先輩方が助けてくれますし、仕事にすごく大きなやりがいを感じています。なので、言語の壁を越えて興味を持ってほしいし、GC部員になった今はそう思ってもらえるような環境をつくることも必要だなと思っています。

私は「うまく話せなくてもやる気があればどうにかなる」と思って挑戦してきたところがあるので、そういう気持ちの人が増えればいいなと思います。もちろん、やる気だけでは足りないところをGC部の先輩方がサポートしてくれます!

 

<あとがき>

私は入社前からグローバル関係の部署があると聞いて、いつか携われたらと思っていました。その一方で、英語力には自信がなかったため、海外を相手に仕事をする想像が付かない部分も大きくありました。今回インタビューをして、語学力もさることながら、挑戦する気概のある人には門戸が目いっぱい開かれている部署だということ、海外とやりとりする難しさも含めてやりがいのある魅力的な仕事だと改めて感じました。香田部長が言っていたように、会社中にグローバルな業務がこなせる人材があふれるような日を目指して、私も日々の業務や語学力の習得により一層励みたいですし、いつか機会が巡ってきたとき、楽しみながら全力で挑戦したいと思いました。

学生の皆さんの中で、「グローバルな仕事に興味があるけど語学に自信はない」という方でも、電通PRには、臆せず挑戦できるような環境があります。ぜひ我々と一緒にグローバルに活躍していきましょう!

Writer’s Profile

情報流通デザイン局 ソリューションデザイン部

箕輪 淑子 (みのわ よしこ)

2020年4月入社。情報流通デザイン局ソリューションデザイン部にて、テレビ起点で情報拡散を図るコンテンツクリエーションに従事。自分が関わった仕事がテレビで放送されているのを見る瞬間が、仕事をしていて一番幸せを感じるとき。大学では文学部で演劇学を専攻し、海外留学も経験した。演劇と中国関連の仕事に携わるのが目標。